【第510号】2020年4月の民事法定利率が3%になってから今年で3年目の見直し検討が!変わりありませんけどね 仕組みをご紹介

*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*

週刊 法会労メールマガジン

*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*・*:.。..。.:*

毎週金曜日発行

2023年3月10日

【第510号】

法律事務所等で働くみなさんこんにちは!
法会労メールマガジンです。

裁判所に提出する証拠として画像を編集する機会も今後増えるかも知れないということで、昨日、画像編集の小技・アイデアをご紹介するセミナーの講師をしました。

私、単なる事務員に過ぎませんので、みなさまにご満足いただける内容をお話できるのか心配で心配で夜しかぐっすり眠れない日々でしたが、ひとまず大過なくお話できてホッとしております。

当メルマガの宣伝もさせていただきました。

このセミナーにご参加頂いたみなさまでしょう、たくさんの方に当メルマガへの読者登録をいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

が、本号、配信の危機でした。セミナーの資料作成のために時間を使いすぎたのです。
目からビームを出すだけで2時間くらい要しました。

ビームの件がお分かりにならない方は、いずれ配信されますセミナーのアーカイブ動画をご覧ください。
実のところ、目からビーム、オフザケが過ぎてお叱りを受けるのでは無いかとの心配の方が大きかったくらいです。じゃあ、やらなきゃ良いのに。

それはさておき、先週号からご案内していますが、このセミナーを企画しました第一法規株式会社さんと当メルマガとのコラボ企画をお知らせします。

第一法規株式会社さんから、今回、法会労メルマガの読者のみなさまに、法律事務所で使える「メッセージ付きの付箋」のアイデアを頂きたいとオファーがありました。

例えば、依頼者さんから委任状に記名・押印頂きたい際「←記名・押印お願いします」なんて書いてある付箋あったりしますよね。そのようなペタッとできて便利な「メッセージ付きの付箋」のアイデアが欲しいとのことです。

よろしければ下記「ノベリティのアイデア募集中」のご案内よりご投稿ください\(^o^)/


(編集長)



______________________________________________________________________________

【今週の掲載記事】
______________________________________________________________________________

■お役立ち過去記事紹介

■ノベルティのアイデア募集中!

■外回り情報
2020年4月の民事法定利率が3%になってから今年で3年目の見直し検討が!変わりありませんけどね 仕組みをご紹介

■研修会等企画のご案内

■業務に役立つ書籍紹介

■事務員あるある

■お仕事ミニ情報
登記の原本還付で、コンビニ発行の印鑑証明書は、裏面もコピーが必要!

■法会労って?

■今週の雑学知識

■編集後記



______________________________________________________________________________

【お役立ち過去記事紹介】
______________________________________________________________________________

覚えるまでは大変かもしれませんが、覚えちゃえば作業効率が格段にアップするエクセル関数VLOOKUPの使い方を解説しています。弁護士の名簿作成が断然はかどりますよ!

第404号【エクセル小技】
弁護士の登録番号を使って,一気に最新の名簿に更新するVLOOKUP関数の使い方
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202101article_1.html#1



______________________________________________________________________________

【ノベルティのアイデア募集中!】
______________________________________________________________________________

第一法規株式会社が事務職員に役立つノベルティを作成中!
皆さんのアイデアを形にしたいと思います。
下記URLよりアンケートのご協力をお願いいたします。
https://daiichihoki.satori.site/houkairou20230126/hoso/questionnaire/index.html



______________________________________________________________________________

【外回り情報】
2020年4月の民事法定利率が3%になってから今年で3年目の見直し検討が!変わりありませんけどね 仕組みをご紹介
______________________________________________________________________________

民事法定利率は、従前は年五分(旧法第404条)で固定されていましたが、2020年4月1日施行の民法の一部改正法で、当初は年三パーセント(改正後の民法第404条2項)となり、3年毎に利率の見直しが検討されること(新404条3項~5項)になりました。

法律業界に長いこといる方は、ずっと年五分が当たり前でしたので、「金○○万円及び本訴状送達の日の翌日から支払い済みまで年5分の金員を支払え」という訴状の記載に慣れてしまっていましたところ、この改正法の施行で要注意!といった記事を当メルマガに掲載したのが昨日のことのように思い出されます。

バックナンバーはこちら↓
第377号【法令改正情報】
本年4月1日から改正民法が施行 訴状のチェック時に注意しましょう
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202006article_3.html#1

ちなみに五分とか5分とか三パーセントとか、表記の「ゆれ」がありますが、法律の条文上は「五分」、訴状等で書く場合はアラビア数字を使うのが一般的と思われ、「三パーセント」は改正後の条文上の表記です。いい加減に書いているわけではないですが、面倒なので、以下からアラビア数字と%で統一して記載します。

それで、年3%になったのは昨日どころか3年前です。
そして、今年(2023年)が利率の見直しが検討される年となりました。

検討の結果、次の3年間(2023年4月1日から2026年3月31日まで)も同じく3パーセントになりましたので、実務上影響がないわけですが、良い機会ですので、今回は、どのように法定利率が検討されるのか?どうなればこの利率が変動するのか?についてご紹介したいと思います。

まず今回の利率の検討は、利率の変動制が取られることとなった最初の期間(第1期・令和2年4月1日から令和5年3月31日まで)と比較して一定程度「目安となる利率」が変動した場合に変わります。

この目安となる利率のことを「基準割合」と言います。

基準割合は、一定期間において貸付期間が1年未満として銀行が新たに行った貸付けに係る利率の平均値から算出されます。この算出方法も民法第404条5項で規定されていますが、長くなるので今回は省略します。

第1期の基準割合は0.7%でした。

今回、4月1日から始まる期間は第2期ですが、第2期における基準割合が第1期の基準割合0.7%よりも1%以上の変動があった場合には、年3パーセントの民事法定利率の見直しがあり得ました。

ちなみに、1%未満の変動は切り捨てられます。

具体的には、仮に第2期の基準割合が1.5%であった場合には、第1期の基準割合との差が0.8%となり1%未満となるため切り捨てられ、法定利率は変動しません。

ですが、第2期の基準割合が2.1%になるとすれば、差が1.4%となり1%を超えますので、1%未満の端数(0.4%)を切り捨てた1%が法定利率に加算され、法定利率は4%となります。

では、気になる実際の第2期の基準割合ですが、第2期の基準割合は「0.5%」と告示されています。

第1期より低くなったんですね。もし第1期と比較して1%以上低くなっていれば法定利率の引下げもあり得ましたが、今回は1%未満の変動なので切り捨てられて、結果、今後、2026年3月31日までは相変わらす民事法定利率は3%のまま、ということになりました。

なお、次の法定利率見直しが検討される3年後の第3期(2026年4月1日~2029年3月31日)には、法定利率が上記の基準により変わる可能性はあります。

以上、こんなに長々書いて結局何も変わらんのかーい!とお叱りを受けそうですが、このような経過を知っておくことも何かの役に立つかも!?


(編集長)



______________________________________________________________________________

【バックナンバー】
______________________________________________________________________________

【第507号】
■日本郵便 弁護士会照会で郵便の転送先情報の一律回答拒否が改善しそうです/
■mints 4/1からA3用紙での提出OKに 細則の改正
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/498283329.html

【第508号】
■訴状に原告の氏名・住所を秘匿したまま訴え提起が可能に/
■iPhoneで撮影した画像がWindowsPCで見れない!?変換はこれが一番簡単かも
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/498410256.html

【第509号】
■原告の氏名・住所を秘匿したまま訴訟遂行が可能な秘匿制度 執行手続等関連した制度をご紹介/
■2023年3月1日から、弁論準備手続期日でも両当事者がウェブ会議での参加が可能に
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/498507753.html


これまで配信してきました全てのバックナンバーは以下からご覧いただけます!
週刊!法会労メールマガジン バックナンバーブログ
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/



______________________________________________________________________________

【研修会等企画のご案内】
______________________________________________________________________________

■■■ ベテラン法律事務職員がアドバイス! ■■■
裁判所に提出する証拠を作成しよう 

第一法規株式会社主催
見てわかるワークショップ~動画編集編~
    2023年3月23日(木) 12:30~13:00
参加お申し込みはこちら↓
https://www.daiichihoki.co.jp/seminar/hoso/20230217/?c=91de4c7da41bb799-3a25f7df162f3dcd



■■■ はじめての!債権執行の実務 ■■■

債権差押手続の流れから、申立書の書き方・損害金計算などの債権執行の基本の実務を学べます!
講師はJALAPの鈴木寿夫さんです。
債権差押が未経験の方はもちろん、何度もやっているけれどちゃんと復習したい!今さら聞けない、、という方もぜひご参加ください。

日 時 2023年3月23日(木) 18時30分~
場 所 日比谷図書館セミナールームA(定員15名)またはZoom
参加費 無料
お申込み方法
(1)下記URLから青年部公式LINEを友達登録
(2)業務研修会の参加申し込みバナーから必要事項をご入力ください
青年部公式LINE↓
https://lin.ee/Nf6i6Xt



■■■ 民事訴訟IT化で変わる事務職員の実務 ■■■

事務職員向けの日弁連の研修です。
講師として二弁の平岡敦先生、五反田法律事務所事務局伊藤さん、当メルマガ編集長が事務職員の立場で登壇します。

(以下、日弁連ホームページから転載)
2022年民事訴訟法改正により、オンライン提出や口頭弁論のウェブ会議化等が実現します。特に弁護士は裁判書類のオンライン提出が義務化されますので、これまでのFAX等による書面提出は原則不可能となり、裁判所が開設するシステムにアップロードすることになります。ウェブ期日も増えることが予想されます。このため事務職員の業務内容も大きく変わり、IT化への対応が求められます。本講座では、IT化により変わる事務職員実務を概観したいと思います。

日弁連主催
日 時 2023年3月29日(水) 18:00~20:00
場 所 弁護士会館2階 講堂「クレオ」
詳細は以下の日弁連のサイトをご確認ください。
https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2023/230329.html



■■■ 日弁連・事務職員能力認定制度のご案内 ■■■ 

日弁連・事務職員能力認定制度のご案内です。
この制度は、法律事務員の社会的地位向上を求めて、
全国統一研修を実現させるため取り組まれた、全国の事務員の署名活動が
日弁連を動かして2008年にスタートした事務員のための制度です。
現在は、研修と試験が分離されて、より利用しやすくなっています。

★認定研修は、今年からeラーニングで受講が可能になりました。
また、過去の研修がライブラリ化されています。
これによりPCで、無料で、いつでも、何回でもスキルアップにつながる研修を受けることが出来ます。
是非、受講申込みを!

詳細は日弁連ホームページの法律事務職員のページをご参照ください↓
https://www.nichibenren.or.jp/staff.html



______________________________________________________________________________

【業務に役立つ書籍紹介】
______________________________________________________________________________

■法律事務職員のための実務情報誌「法律事務」

第47号「交通事故の実務」
~自賠責保険請求から損害額計算書ができるまで~

法律事務所には交通事故の加害者、被害者それぞれから様々な相談が寄せられます。
資料の取り寄せから損害額の算定まで、実務の流れをまとめました。注意すべきポイントもしっかりおさえた一冊になっています。
2020年8月発行
頒価1,200円(税込・送料別)
ご購入申込み及び詳細は以下の「法律事務」のページをご参照ください。
https://houzenren.com/houritujimu.html#47gou



■「法律事務職員【基本】研修テキスト」

「法律事務職員基本研修テキスト」(上)(下)は、「日弁連法律事務職員能力認定制度研修」の参考図書として2014年に刊行され、多くの法律事務職員・弁護士の皆様にご活用いただいてきました。この度大幅な改訂を行い、第2版を発行いたしましたのでご案内申し上げます。

この間の実務の変更点や法改正(改正相続法、改正民事執行法)に対応し、実務的な変更事項や新たな制度を詳しく解説しています。

(上巻)
第1編 民事訴訟と事務職員の役割
第2編 民事執行総論・債権執行
第3編 民事保全・担保取消手続
第4編 債務整理・破産・個人再生
(下巻)
第5編 戸籍並びに登記簿の仕組みと見方
第6編 家事事件・人事訴訟
第7編 相続
第8編 刑事事件・少年事件
事務職員倫理

各2,750円(税込み)→(割引)各2,500円(税込み)
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf

なお、他の書籍につきましても価格や送料の変更がありますので、上記チラシの申込み書をご利用下さい。



■応用研修テキスト
応用1 訴訟以外の民事手続,裁判外手続
応用2 不動産競売,その他の民事執行
応用3 自己破産手続,個人再生手続
応用4 破産管財
応用5 成年後見
応用6 登記,供託,担保取消
応用7 民事訴訟の構造,弁護士倫理と事務職員倫理

実務に直結した普段の業務にも役立つ情報満載となっていてオススメです!
日弁連事務職員能力認定研修の【応用】研修のテキストとなっています。
発行者のご厚意でメルマガ読者割引をして頂いています!

【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf


■シリーズ 法律事務所職員のための
「家事事件申立ての実務」」
「法律事務職員のための訴額・管轄事例集」
メルマガ読者限定!割引あり!
各1,760円(税込み)→(割引)各1,600円(税込み)
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf



■今日から弁護士秘書~事務職員新人独習テキスト
法律事務員さんの日常業務のキホンのキをコンパクトな分量で解説しています。書籍版は200円で販売していますが,PDF版はなんと!無料で配布しています。
法律事務所用語集では「J庁」「赤い本・青い本」「Z折り」など初心者には「なんのこっちゃ?」な用語が集められています。
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/publication/book/secretary.html



______________________________________________________________________________

【事務員あるある】
______________________________________________________________________________

非常に丁寧で腰が低くて好印象な電話が架かってきてひとしきり話しをお聞きしているが、そもそもお名前を名乗って欲しいと思う



______________________________________________________________________________

【お仕事ミニ情報】
登記の原本還付で、コンビニ発行の印鑑証明書は、裏面もコピーが必要!
______________________________________________________________________________

当メルマガのバックナンバーでは、マイナンバーカードを持っている本人で、自治体が対応していれば、住民票や戸籍・印鑑証明書といった書面をコンビニで取れちゃうことをご紹介したことがありました。

バックナンバーはこちら↓
第362号【お仕事マメ知識】
コンビニで自分の住民票の写し原本を取ってみた
第362号
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202003article_2.html#1

当メルマガの記事ネタ欲しさに、制度導入に猛烈に反対していた編集長がマイナンバーカードをちゃっかり取得して書いた記事です。
本当はマイナポイント欲しさだったんじゃないの?はい、そうです。

それはさておき、上記記事では、コンビニで交付される住民票はコンビニ設置の複合機で普通にプリントアウトされるものですので、改ざんを防止するために裏面に砂嵐のような模様が記載されます。

これをスキャンして証明書復号画像表示システムのサイトにアップロードすると、住民票の写しの表面に書いてある内容をサイト上で表示して見ることができます。紙とサイトの内容を見比べて改ざんされていないか確かめることができるようになっています。

ということをバックナンバーでも書きました。

ちなみに、証明書復号画像表示システムのサイトはこちら↓
https://cdid.lg-waps.go.jp/ic-decryptsv/PCWAD001Action.action

それで、今回、情報をお寄せいただいたのですが、登記申請をする際に印鑑証明書が必要で、原本還付手続きでその印鑑証明書のコピーを提出すれば原本を返してもらうことができる場合がありますが、その印鑑証明書がコンビニで取得したものである場合には、印鑑証明書のコピーは裏面も提出する必要があると法務局から電話をもらったとのことです(情報提供:バッカスさん、ありがとうございます!)。

確かに、上記のような改ざん防止措置から考えれば、コンビニ交付の各種書面は、裏面もコピーして提出する必要があるでしょう。

この点、裁判所等の手続きでもコピーを提出する機会がある場合には、裏面もコピーした方が無難と言えそうです。


(編集長)



______________________________________________________________________________

【法会労って?】
______________________________________________________________________________

法会労(正式名称:法律会計特許一般労働組合)は,法律事務所など士業の事務所で働く事務員・秘書などでつくられている労働組合です。

法律事務所等で働く方であればどなたでも,ひとりでも入れる労組(ユニオン)です!


法会労の詳細はホームページをご覧ください。労働相談も随時受け付けております!
法会労ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
オンライン相談申込フォームもあります↓
http://form1.fc2.com/form/?id=801887

法会労の紹介パンフレットはこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/panfuhoukairou.pdf
組合員の女性が集う女性部のブログもあります↓
https://houkairou-joseibu.at.webry.info/
組合員の若手が集う青年部公式LINEあります。友だち追加しちゃおう!↓
https://lin.ee/Nf6i6Xt



______________________________________________________________________________

【ご意見・ご感想・ご質問は…編集部へ!】
______________________________________________________________________________

このメールマガジンへのご質問などは,以下のいずれかの方法で編集長に直接届きます。


■届いたメールマガジンに「返信」する
■編集部のメールアドレス:
houkairoumerumaga@gmail.com
にメールする

編集長のみが見て,お返事もしていますので,どうぞお気軽にご連絡ください!

今回の記事はいかがでしたか?
ご意見頂ければ幸いです!

メルマガに関すること以外の法会労についてなどもお気軽にお問い合わせ下さい!

ご連絡お待ちしています!



______________________________________________________________________________

【今週の雑学知識】
______________________________________________________________________________

児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律の略称は児童ポルノ禁止法だが、もっと略して「児ポ法」とも弁護士業界では呼ばれる



______________________________________________________________________________

【編集後記】
______________________________________________________________________________

先日、ちょっと離れた地方の法務局に供託に行ってきました。
間違いがあってその日に供託できないとかになると困りますのでね、緊張します。何もないとは思うんですけどね。

そのときはけっこうな現金を持っていきました。これまた緊張するんですよね。
ずしりと重いのです。

こういう状況だと妄想したりしませんか?これを強奪されたりしたら?とか。

まぁ誰も私がいま正に大金を持っているなんて知らないでしょうから妄想に過ぎませんが、よくありますよね、なんでそんな大金持ってたの?って言う強奪事件が。

その被害者に私がならないとは限りません。いつもなら2,000円くらいしか持ってないですけど、今日に限って、なんてね。

どこで情報が漏れたのか、私がその日現金を輸送していることを把握されていて待ち伏せされるとか。

大人数に囲まれて殴る蹴るの暴行の末に身ぐるみ剥がれるとか。

力ずくでなくとも置き引き的に盗られてしまうかも知れません。

気が張ります。周囲に目を配ります。自然と早足になります。

そして、やはり現実に。事前の想定が。直面します。

そう、思った通り、全く何もなく無事供託できたのでしたー。
まぁ何かあったら、こんな楽しげに編集後記なぞ書いてる場合じゃないですけどね。

本号も最後までお読みいただきありがとうございますm(_ _)m


(編集長)



<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>
週刊 法律会計特許一般労働組合メールマガジン 編集部

お問い合わせ・配信停止などのご連絡は
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2-9-1
電話 03-3255-9280
メール houkairoumerumaga@gmail.com
ホームページhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
<><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><><>

この記事へのコメント