週刊 法会労メールマガジン
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毎週金曜日発行
2022年8月19日
【第483号】
法律事務所等で働くみなさんこんにちは!
法会労メールマガジンです。
最近どこへ行くにもスマートウォッチを付けてます。アップルウォッチ風のパチもんですけどね。
東京在住なのに駅まで歩いて25分という一体東京のどこなんだというところに住んでいることもあり仕事で外回りもあるし、で1日でけっこうな歩数となります。
でも不思議なんですよね。スマートフォンも持ち歩いているはずなのにスマートウォッチと歩数の差が3000歩くらいあるんですよ。スマートウォッチの方が多いんです。
スマートウォッチは手首に付けてるから手を振って歩いてたりすると余分に計測されちゃったりするのかな?なんて思ったりしてあまり気にしてなかったんですけどね。
しかし、ここのところ、歩くとポイントがもらえるスマホアプリを使ってまして、この3000歩が惜しいわけなんです。
このアプリ、ちょっと設定がゆるくてスマホ本体を振ることで歩数を稼げたりもするんですけど、おっさんがですね、ポイント欲しさにスマホをブンブン振ってる姿なんてブザマじゃないですか。
で、そこはクールに、なぜ歩数の差が出るのか思考をするわけです。
やってることはポイント欲しさゆえの行為でいい歳こいたおっさん的にはブザマなことは変わらないんですけど、それが顕在的か否かの差ですね。
そして考えた結果です。
スマホは仕事中は置いてあるからじゃね?でした。
そうか、スマートウォッチは常に私とともにいるけど、スマホは事務所での仕事中は一緒にいません。
事務所の中でプリントアウトした紙を取りに行ったり、お客さんとか郵便屋さんの対応したり、先生のところに記録取りに行ったり等など…を合計すると1日で3000歩くらいになる、というどーでも良いことが発見されたのでした。
事務所の中とは言えけっこう歩いているものですね。
(編集長)
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【今週の掲載記事】
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■お役立ち過去記事紹介
■お仕事体験記
お盆のお休み期間中に珍しい名字の認印が必要に!一体どうした?
■研修会等企画のご案内
■業務に役立つ書籍紹介
■事務員あるある
■事務員日常小話
事務員怪談’22 『恐怖の○○○』
■法会労って?
■今週の雑学知識
■編集後記
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【お役立ち過去記事紹介】
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電動・自動で穴あけをしてくれるパンチマシンをご紹介しています。
第375号【便利文具紹介】
電動穴あけパンチ
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202006article_1.html#1
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【お仕事体験記】
お盆のお休み期間中に珍しい名字の認印が必要に!一体どうした?
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お盆休みはいかがでしたか?
法会労メルマガも配信をお休みしましたが、ある事務所ではお盆休み期間中にも通常営業だったそうです。
そして、そんな最中になかなかたいへんな事態を経験したようです。
嬉しいことにその体験談をご寄稿頂きました(ありがとうございます!)のでご紹介します。
(編集部)
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つい先日まで世間一般はお盆のお休みでしたね。
休みと言っても年末年始よりは普通に仕事をしている人が多いでしょうか?
私も普通に仕事をしていた一人です。
私の事務所では、お盆期間は特に休みを設けず、弁護士も事務局も自分の都合や希望でめいめい休みを取ることになっています。
私はお盆期間に休みを取って帰省するのが毎年恒例でしたが、コロナ禍の中、田舎の親族一同の黙示の帰ってくるなオーラに押されて、ここ数年は帰省することなく、トップシーズン料金を外した日程でお休みを取っています。
他人が働いていないときに働いて、働いているときに休みを取る。天の邪鬼的傾向のある私としてはけっこう悪くはない気持ちです。
とは言え、私の事務所の弁護士もお盆期間中に休みを取ることが多いですね。
そんな休みを取る先生から、お休み前に、ある会社(A社)の登記申請をしておいて欲しいとの指示を受けました。
その登記は、株主総会から2週間以内に申請をする必要のある種類の手続でした。
株主総会が8月頭で、ちょうど申請期限がお盆期間にかかるようなスケジュール感です。
「必要な書類がA社から送られてくるから届いたら私がいなくても登記手続よろしくね~」と言って弁護士は休暇に入りました。
管轄の法務局が地方なので、登記申請書類は郵送しなければいけません。
速達ならギリギリ今日発送すれば登記申請期限の明日には法務局に届くというタイミングで、A社から申請に必要な書類が届きました。
書類を点検してみます。
代表者の印OK、なのになぜか連名で書かれている他の役員の印が押されていません。
法務省のホームページで調べたところ脱ハンコの流れで認印不要な書類が増えてきてはいるものの、この書類に関しては代表でない役員に関しては認印が必要なようです。
先に申請だけしてその書類だけ追完でも良いかなとも思いましたが、その分手続が遅れてしまうので、できればきちんと書類を揃えて申請したいところです。
A社に行ってハンコをもらうという選択肢は、A社が気軽に行けない程度の地方の会社であるため初めからありません。
事情をA社に話してこちらで印を押す許可を得た上で、近所のハンコ屋さんに認印を買いに行きました。
が、しかーし、世間はお盆休み。ハンコ屋さんやっていません。
認印を扱ってる近所のコンビニを確認しましたが、どうも必要な認印の名前は一般的ではないらしく見つかりません。
知り合いの事務所で印鑑タワー数台とダンボール何箱分も認印を持っていることを思い出し、電話で聞いてみましたが、ないとの回答。
インターネットで対象の名字の認印を調べてみると、よくありそうな名字ではあるものの、実はかなり珍しい名字であることが判明しました。
同じくインターネットで調べてみると、珍しい名字も認印スピード作成1本10分880円なんてお店も見つかります。
ここは東京。そんなお店もけっこう近所にあったりして?と調べてみると、あるんですね。
が、軒並みお盆休み。
インターネット検索のほか、Google Mapsで近所のハンコ屋を見つけ次第、そのお店のホームページを見てみますが、残念、どこもお休み。
ホームページがないお店には電話しますが、無情にも留守番電話。
たまに開店している店もあるのですが、詳しく聞いてみると1本5000円、仕上がりは明日以降とのこと。欲しいのは今日なのです。しかも値段が論外です。
もう万策尽きた…と思われたところ、ふと思い浮かんだのが、お盆休みでも人が多く来るところのハンコ屋さんなら開いてるんじゃない?ということでした。
例えばショッピングセンターやデパートです。
で、調べてみるとありました!東京駅の大丸に入っているハンコ屋さんです。
電話をして聞いてみると1本1000円10分で、こちらで指定した名字の認印を作ってくれるそうです。
これなら許容範囲。直接店舗で注文する必要ありとのことでしたので、さっそく出掛けて行って作ってもらいました。
本当に10分で、指定した名字のハンコを作ってくれました。すげー。
というわけで、以上、お盆休みに駆けずり回った体験談をお送りしました。
まぁ不備のあった書類を後から追完でも良かったんですけどね。お盆休みで仕事に余裕があったからできた対応でもありました。
何よりこんなハンコ屋さんを比較的近隣で発見できて満足でした。
(主無印)
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【バックナンバー】
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【第480号】
■東京高裁民事部が仮移転(予定)! あと2年後に 6年間くらい大手町へ/
■裁判所へのオンライン書面提出でGビズIDを活用か
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202207article_5.html
【第481号】
■戸籍謄本等の交付 個人であればオンライン申請が可能な自治体が出てきてます/
■会社法人等番号から法人番号を導き出すためのシートを配布します
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202208article_1.html
【第482号】
■民事裁判手続のIT化で、予納郵券が廃止!オンライン提訴費用の減額!現時点で分かっていること/
■民事裁判書類電子提出システム=mintsの運用拡大予定が判明
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202208article_2.html
これまで配信してきました全てのバックナンバーは以下からご覧いただけます!
週刊!法会労メールマガジン バックナンバーブログ
https://houkairou-merumaga.at.webry.info/
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【研修会等企画のご案内】
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■■■ 日弁連・事務職員能力認定制度のご案内 ■■■
日弁連・事務職員能力認定制度のご案内です。
この制度は、法律事務員の社会的地位向上を求めて、
全国統一研修を実現させるため取り組まれた、全国の事務員の署名活動が
日弁連を動かして2008年にスタートした事務員のための制度です。
現在は、研修と試験が分離されて、より利用しやすくなっています。
★認定研修は、今年からeラーニングで受講が可能になりました。
また、過去の研修がライブラリ化されています。
これによりPCで、無料で、いつでも、何回でもスキルアップにつながる研修を受けることが出来ます。
是非、受講申込みを!
詳細は日弁連ホームページの法律事務職員のページをご参照ください↓
https://www.nichibenren.or.jp/staff.html
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【業務に役立つ書籍紹介】
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■法律事務職員のための実務情報誌「法律事務」
第47号「交通事故の実務」
~自賠責保険請求から損害額計算書ができるまで~
法律事務所には交通事故の加害者、被害者それぞれから様々な相談が寄せられます。
資料の取り寄せから損害額の算定まで、実務の流れをまとめました。注意すべきポイントもしっかりおさえた一冊になっています。
2020年8月発行
頒価1,200円(税込・送料別)
ご購入申込み及び詳細は以下の「法律事務」のページをご参照ください。
https://houzenren.com/houritujimu.html#47gou
■「法律事務職員【基本】研修テキスト」
「法律事務職員基本研修テキスト」(上)(下)は、「日弁連法律事務職員能力認定制度研修」の参考図書として2014年に刊行され、多くの法律事務職員・弁護士の皆様にご活用いただいてきました。この度大幅な改訂を行い、第2版を発行いたしましたのでご案内申し上げます。
この間の実務の変更点や法改正(改正相続法、改正民事執行法)に対応し、実務的な変更事項や新たな制度を詳しく解説しています。
(上巻)
第1編 民事訴訟と事務職員の役割
第2編 民事執行総論・債権執行
第3編 民事保全・担保取消手続
第4編 債務整理・破産・個人再生
(下巻)
第5編 戸籍並びに登記簿の仕組みと見方
第6編 家事事件・人事訴訟
第7編 相続
第8編 刑事事件・少年事件
事務職員倫理
各2,750円(税込み)→(割引)各2,500円(税込み)
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf
なお、他の書籍につきましても価格や送料の変更がありますので、上記チラシの申込み書をご利用下さい。
■応用研修テキスト
応用1 訴訟以外の民事手続,裁判外手続
応用2 不動産競売,その他の民事執行
応用3 自己破産手続,個人再生手続
応用4 破産管財
応用5 成年後見
応用6 登記,供託,担保取消
応用7 民事訴訟の構造,弁護士倫理と事務職員倫理
実務に直結した普段の業務にも役立つ情報満載となっていてオススメです!
日弁連事務職員能力認定研修の【応用】研修のテキストとなっています。
発行者のご厚意でメルマガ読者割引をして頂いています!
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■シリーズ 法律事務所職員のための
「家事事件申立ての実務」」
「法律事務職員のための訴額・管轄事例集」
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各1,760円(税込み)→(割引)各1,600円(税込み)
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
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■今日から弁護士秘書~事務職員新人独習テキスト
法律事務員さんの日常業務のキホンのキをコンパクトな分量で解説しています。書籍版は200円で販売していますが,PDF版はなんと!無料で配布しています。
法律事務所用語集では「J庁」「赤い本・青い本」「Z折り」など初心者には「なんのこっちゃ?」な用語が集められています。
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/publication/book/secretary.html
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【事務員あるある】
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弁護士のゴミ箱に燃えるゴミも燃えないゴミも缶も一緒に捨てられていて朝から頭抱える
(つくね2本)(事務員あるあるコンテスト入選作品)
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【事務員日常小話】
事務員怪談’22 『恐怖の○○○』
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ことしは特に猛暑かも(?Д?;)
夏の風物詩といえば,怪談ですよね。
ちょっぴり怖い話を聞けば,涼しい気分になれるかも!?
ということで,背筋も凍るようなエピソードをご紹介します。彡(-ω-;)彡
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(心のなかで,通常よりトーンを低くしてお読み下さい。)
・・・これは,ある事務員が実際に体験した話です。(>0<)キャー
法律事務員のMです。
その日は節電でいくらか暗い室内でした。
設定温度が高いのと換気で窓を少し開けていたため冷房の効きが悪く、
同僚のNさんと二人で生ぬるい室内で仕事をしていました。
お盆だからか妙に電話も少なくて、静かだったのを覚えています。
・・・そのとき不意に、天井からパチッパチッという音が聞こえました。
N「えっ、これ、ラップ音ですか!?」
M「やだ、怖いこと言わないでよ。オフィスビルでもラップ音なんてあるの!?」
N「心霊現象に家もオフィスも関係ないですからね・・・。」
そうして私たちは、また生温い室内で淡々と仕事に精を出すのでした。
すると次はガタガタ、ガタガタ、と玄関の方で音がするではありませんか。
M「え~!?なに?なんなの、この音!!!」
私が恐る恐るドアを開けると、そこには男の人が立っていました。
〒「ゆぅ~びんで~す。」
汗びっしょりの郵便局員が、今にも死にそうな顔で配達に来たのです。
M「暑いですよね。お疲れ様です~!」
〒「あ~りがとぉ~ござ~いました~。」
郵便屋さんは去って行きました。また明日ね♪
そのとき、天井でまたパチッという音がしたのでした。
N「あ、蛍光灯が切れたんですね。交換しなきゃ。」
M「さっきからパチパチ音がしてたのって、これだったのね!?あー怖かった。」
N「幽霊の正体見たりナントヤラ、ってやつですかね。」
M「あんまり暑いから壊れやすくなってるんじゃないの?」
N「じゃあMさんのいつものダジャレで冷やしてもらえますか?」
M「わかった。怖いやつ、やるわ。1回しか言わないから、よく聞くのよ。」(。-`ω-)
N「はい。」('◇')ゞ
M「お母さん、今日のごはん、なあに?」
N「?」
M「今日、麩の味噌汁よ。・・・恐怖の味噌汁!」(?Д?;)(/o\)
私たちはまだ知らなかったのです。
まさか、この郵便物によって
いまだ経験しなかった謎の出来事に巻き込まれようとは。
(続く)
(S選手)
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【法会労って?】
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法会労(正式名称:法律会計特許一般労働組合)は,法律事務所など士業の事務所で働く事務員・秘書などでつくられている労働組合です。
法律事務所等で働く方であればどなたでも,ひとりでも入れる労組(ユニオン)です!
法会労の詳細はホームページをご覧ください。労働相談も随時受け付けております!
法会労ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
オンライン相談申込フォームもあります↓
http://form1.fc2.com/form/?id=801887
法会労の紹介パンフレットはこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/panfuhoukairou.pdf
組合員の女性が集う女性部のブログもあります↓
https://houkairou-joseibu.at.webry.info/
組合員の若手が集う青年部のブログもあります↓
https://ameblo.jp/seinenbu-hkr/
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【ご意見・ご感想・ご質問は…編集部へ!】
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このメールマガジンへのご質問などは,以下のいずれかの方法で編集長に直接届きます。
■届いたメールマガジンに「返信」する
■編集部のメールアドレス:
houkairoumerumaga@gmail.com
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編集長のみが見て,お返事もしていますので,どうぞお気軽にご連絡ください!
今回の記事はいかがでしたか?
ご意見頂ければ幸いです!
メルマガに関すること以外の法会労についてなどもお気軽にお問い合わせ下さい!
ご連絡お待ちしています!
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【今週の雑学知識】
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8月19日は「819」で、バイクの日でかつ俳句の日
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【編集後記】
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もう8月も後半に差しかかろうとしていますね。
子どもたちの夏休みもあと少し。
暑いしコロナだしで出掛け難い、でも何かしないと黙ってはいない子どもたち。
で、思いついて自由研究をすることにしました。
私が子どものときには、めんどくせーとしか感じなかった自由研究ですが、親になると見方が変わるようです。
ひとまず子どもの科学雑誌的なものを図書館で借りて、面白そうに感じた雑草での紙漉きをやってみることにしました。
面白そうに感じるのもやってみるのも子どもがしなければいけないのですが、さすがは我が子、とても最後までやり遂げるほどのモチベーションはないようです。
ですので、私が面白そうなものを準備から何から率先してやるわけですが、最初の段階で心折れそうになりました。
だって、用意するもの多いんだもん。
紙を作るだけ、なんて気軽に考えていましたが、こんなものが必要でした。
チュール布、オクラ、重曹、木枠、雑草30本、重し、水を入れるトレー、巻き簾…。
チュール布って何だよ!?
何となく、費用は低額に抑えたほうが良いような気がするので、ひとまず、近所の畑のおじさんにオクラをもらって、雑草抜いて材料を集めます。
どうやらチュールのやつは100円ショップで売ってるようなのでこれだけ買いました。
木枠は、家にあった木材を切って釘打ちして作りました。
はい、もうこの段階で子ども飽きてます。
雑草は、大量の重曹入れて3時間!煮込みます。
なぜか蓋をしてはいけないらしいので、水を継ぎ足しつつ火加減を見たりと目が離せません。
使った雑草は、オヒシバという道端でもどこでも生えているイネ科の草です。煮込むと十六茶の匂いになりました。
3時間煮込んで柔らかくなったら、これをミキサーにかけて繊維を取り出します。
オクラは、その粘液を使います。この素材をネリというらしいです。水に浸しておくとドロドロが出てくるのでこれを繊維に混ぜます。
そして、できた緑のドロドロ液、これが紙漉きの原料になるんですね。
あとは最終段階、四角い木枠にドロドロを流し込んで水気を絞って乾かせば完成です。
ちょっと緑色濃いけど、歴とした和紙です。
いやー苦労したー。1日がかり。材料集めから素材作りまで、私の人件費とか考えたら一体1枚いくらになるんだろ?な紙ですが、それはまぁいいです。
もうね、雑草から紙が作れるなんて感無量!なわけです。
できた紙が、どんなに緑色が濃くてちっぽけだとしても。
そして、妻が妻の妹に写真を送ったところの評価が、「昆布」だったとしても。
うん、確かに、どう角度や光量を工夫して写真を撮っても、昆布にしか見せません。
大の大人が全力で材料集めて長時間煮込んで苦労してできたのが、昆布。
なかなか趣深い自由研究となったのでした。
本号も最後までお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
(編集長)
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週刊 法律会計特許一般労働組合メールマガジン 編集部
お問い合わせ・配信停止などのご連絡は
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2-9-1
電話 03-3255-9280
メール houkairoumerumaga@gmail.com
ホームページhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
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法律会計特許一般労働組合(略して法会労)メールマガジンは法律事務所等で働く事務職員の仲間に有用な情報をお届けすることを目的として2012年に創刊された週刊のメールマガジンです。
当ブログではバックナンバーを掲載しています。
配信した全号をお読みいただけますが,内容は配信当時の法令・官公庁の運用がベースとなっていますのでくれぐれもご注意ください。
法会労メールマガジンでは毎週金曜日に以下のような記事を定期的に配信しています!
法改正、手続や運用の変更の最新情報
民事訴訟・刑事訴訟手続解説
裁判所等外回り小ネタ・情報
業務研修会や各種交流企画の案内
労働組合や働くルールの解説
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