【第400号】訴状の年月日の記載にも根拠が!?訴状の記載事項の法令根拠をご紹介

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週刊 法会労メールマガジン

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毎週金曜日発行

2020年11月27日

【第400号】

法律事務所等で働くみなさんこんにちは!
法会労メールマガジンです。

本号でキリの良い400号の配信と相成りました。
1年には約52週ありますので,年間52号配信できるわけですが,お正月とお盆の週だけ配信しないことに勝手にしているので,年間だいたい50号出し続けて丸8年です。

創刊号は2012年11月16日に配信しました。
そこから毎週訪れる締切日。毎週配信前日の木曜日には法会労本部に送るとこれも勝手に決めているのに,水曜日や木曜日に白紙状態なんていうことも日常茶飯事でした。

配信日当日にメインの記事が完成していないなんてこともありました。
「雑学知識」は400本,「事務員あるある」も387本,それぞれ用意してきました。

みなさんに楽しんで頂けるよう「法律事務所的パソコン誤変換コンテスト」「事務員大喜利」等の誌上企画もしてきました。

「エクセル小技」や「私の失敗談」「手続きやってみたシリーズ」「いまさら聞けないシリーズ」「まわログ」等,きっとみなさんのお役に立つであろうと思われる記事も配信してきました。

思い返せばいろいろやってきましたね。
たいへんでしたが,本当に続けてきて良かったと感じています。

配信をするために多くの仲間が支えてくれました。
仲間が寄せてくれた記事・情報・協力があったからこそ配信を続けることができたのです。本当にありがたいことです。

支援してくれるみなさんのお気持ち,同じ業界で働く事務員や秘書といった労働者のみなさんの力になればとの厚意でこのメールマガジンは作られています。

もちろん読者のみなさまにも感謝申し上げなくてはなりません。
読んで下さる方々がいるからこそこのメールマガジンは配信し続けてくることができたのでした。

これまで支えてくれた仲間のみなさん,読者のみなさんに,改めてこの機会に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。みなさんいつも本当にありがとうございます!

このメールマガジンは配信1000号を目指しています。
まだ道半ば,までも来ていません。
これからも続々と配信していきますので,みなさま今後ともお力添えのほどどうぞよろしくお願いします\(^0^)/


(編集長)



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【今週の掲載記事】
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■2021要求アンケートにご協力ください!

■研修会情報

■お役立ち過去記事紹介

■お仕事マメ知識
訴状の年月日の記載にも根拠が!?訴状の記載事項の法令根拠をご紹介

■業務に役立つ書籍紹介

■事務員あるある

■外回り情報
延期されていた東京地裁本庁民事部の一部が11月24日に移転

■法会労って?

■今週の雑学知識

■編集後記

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2021要求アンケートにご協力ください!
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法会労が加盟する全国法律関連労働組合協議会は毎年、全国の仲間の要求や労働実態を明らかにするためにアンケートを実施しています。

毎年1300件前後の回答を頂いており、雇用・労働条件に関する問題をはじめとして、生活実態や健康問題、業務妨害対策、セクハラ・パワハラ、メンタルヘルスに関する問題、社会保険に加入してほしい、健康診断を実施してほしい、といったみなさんの切実な声が寄せられています。

そんな多くの方の声の積み重ねが、全体の労働条件や職場環境を改善していく大きな力となります。
また、今回は新型コロナウイルスの影響についても調査し、改善を求めていきたいと考えています。

今回のアンケートに寄せられた声は、2021年春に日弁連や弁護士会など関係各所への要請行動の際に活用します。
詳しいお知らせはこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/201116youkyuuanke2021.pdf

要請行動とはこんなことをします↓
法会労ホームページ「要請行動とは?」
http://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/request/index.html

昨年(2020年)の要求アンケートの集計結果がご覧になりたい方はこちら↓
http://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/shared/pdf/2020syuntou_ank.pdf

ぜひ、みなさまの働く環境の実態や率直な要望をお寄せ下さい!
下記リンクからアンケートのフォームに飛ぶことが出来ますので、こちらから入力をお願い致します!!
(パソコン・スマホからも入力でき、所要時間は5分程度です。)

アンケート入力はこちらから↓↓
https://forms.gle/T6UgPBcbQ4x5n1zR7

よろしくお願いいたします。


(法会労本部)



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【研修会・企画情報】
●●オンライン申し込み開設しています●●
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法会労関連企画オンライン申込はこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/script/mailform/kikakumousikomi/


■■■ 職場で第3波にそなえてできること… ■■■

初めましての方も大歓迎のZOOM企画を行います!
各職場の実態や準備など、なんでも意見交換会です。

(そもそも第〇〇波とは…という疑問は全力でスルーして)
まだまだコロナ禍が落ち着かず今後どうなっていくのか不安な毎日を過ごされていると思います。
そこで各職場でどのような対策をやっているのか、
テレワークをやってみた経験談や職場で活用した給付金など、
なんでも意見交換をしてみませんか?
今回はZOOM企画ということもあり、少し遅い19:30から最長21:00までです。
途中参加、途中退席も可能ですので、どうぞお気軽にご参加ください☆

法会労主催
・日 時 2020年12月18日(金) 19:30~
・場 所 お好きなところで
・参加費 無料
・ミーティングID  850 6550 4212
・パスコード 850884
・連絡先 本多(Mail:honda@jyohoku-law.com)

詳細及びお申し込みは以下のチラシをご覧ください☆
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/201218koronasonaekikaku.pdf



■■■ 映画「82年生まれ、キム・ジヨン」 から考えるジェンダー平等(講演会)■■■

いま上映中の映画「82年生まれ、キム・ジヨン」。女性としての生きづらさ、必死に勉強して入った大学から就職への壁、結婚・出産で会社を辞め、社会から切り離されていくような気持ちを抱える日々など、今の日本社会やジェンダー問題に通じるものがあります。
女性部としては初の試みとなるZOOM講演会を企画しました。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

法会労女性部主催
・日 時 2020年12月20日(日) 14時~16時
・参加費 無料
・連絡先 女性部部長 佐瀬(日比谷シティ法律事務所 03-3580-5460)

・参加のお申込みはこちら↓
  https://ux.nu/yXlNF
・詳細及びお申し込みは以下のチラシをご覧ください☆
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/201220jyendakouenkai.pdf



法会労メルマガ配信400号記念
■■■ 法会労メルマガ オフ会 ■■■

法会労メルマガは,配信開始から丸8年となります。
読者の皆さま!応援してくださり,時には記事やネタをご提供頂いている愛読者の皆さま!日頃の感謝を込めてオフ会を企画しました。常連記事執筆者や編集長と顔を合わせてみませんか?
法会労メルマガの裏話,法律事務所で働いているからこそ分かるマル秘ネタ,事務員あるある等,お楽しみ企画を多数ご用意してお待ちしております!
Zoomでのオンライン企画ですので,ご家庭の事情等がある方も大丈夫!
ご参加申込みお待ちしています☆

法会労主催
・日 時 2021年1月14日(木) 19:00~
・連絡先 法会労メルマガ編集部
houkairoumerumaga@gmail.com
・参加申込みはこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/script/mailform/kikakumousikomi/
詳細及びお申し込みは以下のチラシをご覧ください☆
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/210114merumagaohukai.pdf



■■■ WEB 債権法改正 日弁連事務職員研修(番外編)■■■

改正民法(債権法)が本年4月1日施行されましたが、日弁連事務職員研修の番外編として実施された事務職員向けの債権法改正に関する研修会が、日弁連TV(YouTube)で受講できます。

新型コロナの影響で各弁護士会の研修会が行われないことから、特別にWEB上で研修を受けられるようにしたそうです。
このような機会が増えるとよいですね。
詳しくは日弁連ホームページをご参照下さい。

https://www.nichibenren.or.jp/news/year/2020/200722.html



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【お役立ち過去記事紹介】
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ページの差し替えで,1ページ目を差し替える場合,2ページ以降のホチキスの刺し跡にピタリとホチキスする方法をご紹介しています。

第218号【お仕事小技】
差し替え1ページ目 ホチキス刺し跡にぴったりと再度ホチキス
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/201703article_4.html



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【お仕事マメ知識】
訴状の年月日の記載にも根拠が!?訴状の記載事項の法令根拠をご紹介
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裁判所に訴え提起をするための書面,訴状。
先生に出しといてとポンと渡されて,内容をチェックして必要部数や印紙・郵券を準備して裁判所に提出しに行く…日常よくあるお仕事かと思います。

先生によって訴状の書き方が多少異なることはあっても,日付の入っていない訴状はないですし,押印のない訴状も提出することはありません。

法令の根拠は知らなくても,日付を入れるのは当たり前,押印して当然と思えなくもないですが,何で日付を入れるのか?何故押印するのか?疑問に思ったことはありませんか?ない?

民事訴訟法第134条2項では,訴状には「当事者及び法定代理人」「請求の趣旨及び原因」を記載しなければならないとしています。
これを訴状の必要的記載事項なんて言ったります。

その他の日付や押印等についてはどうでしょうか?
実は,訴状に記載されている内容のほぼ全ては,民事訴訟法(以下「法」)や民事訴訟規則(以下「規則」)で記載しなければならないと定められています。

今回は,訴状の見本を参考に,訴状に記載されている各項目の法令根拠をご紹介したいと思います。
訴状の見本を以下に掲載しますので,ご覧になりながらお読みいただくとよろしいかも知れません。
訴状見本↓
https://houkairou-mail-magazine.com/pdf/sojyoumihon.pdf

■「訴状」の文書タイトル
直接的に訴状には「訴状」とタイトルを記載しなければならないとの法令根拠は見当たりませんが,民事訴訟法133条では「訴えの提起は、訴状を裁判所に提出してしなければならない。」としており,この文書が一体何なのか明確にするために,これは民事訴訟法所定の訴状ですよとして「訴状」とタイトルを記載しているものです。

■収入印紙
民事訴訟費用等に関する法律(以下「民訴費法」)8条では「手数料は、訴状(中略)に収入印紙をはつて納めなければならない。」としていますので,訴状そのものに収入印紙を貼り付けて納めます。
ただし,手数料の額が100万円を超える場合には現金納付も可能です(民訴費法8条但書・民事訴訟費用等に関する規則(以下「民訴費規」)4条の2第1項)。

■日付
規則2条1項では,「訴状(中略)には、次に掲げる事項を記載」するとして,4号で「年月日」としています。

■○○地方裁判所 御中
日付と同様規則2条1項の5号で「裁判所の表示」として,記載する必要があるものとされています。

■原告訴訟代理人弁護士の記載と押印
規則2条1項では「訴状(中略)には、(中略)当事者又は代理人が記名押印するものとする。」としており,当事者や代理人が記名して押印することになっています。

■原告や被告等の当事者の住所・氏名
法133条2項では「訴状には、次に掲げる事項を記載しなければならない」として1号で「当事者及び法定代理人」としています。また,規則2条1項1号では「当事者の氏名又は名称及び住所」を記載するものとしています。

■訴訟代理人の住所・氏名
上記当事者の住所・氏名同様に規則2条1項1号にて「代理人の氏名及び住所」を記載することになっています。

■(送達場所)の表示
「当事者、法定代理人又は訴訟代理人は、送達を受けるべき場所(日本国内に限る。)を受訴裁判所に届け出なければならない。」(法104条1項)としており,規則41条1項では「送達を受けるべき場所の届出及び送達受取人の届出は、書面でしなければならない。」として,同2項では「前項の届出は、できる限り、訴状(中略)に記載してしなければならない。」としています。これに則った表示です。

■電話・FAX番号
規則53条4項では「訴状には(中略)、原告又はその代理人の郵便番号及び電話番号(ファクシミリの番号を含む。)を記載しなければならない。」としています。

■〇〇請求事件等の事件名 規則2条1項1号にて「事件の表示」が規定されています。

■訴訟物の価額
直接的に訴状に記載しなければならないような規定は見当たりませんが,法8条や法9条,民訴費法4条が算定の根拠法令となります。

■貼用印紙額
これも直接的に訴状に記載を求めるような法令は見当たりませんが,民訴費法3条1項,同8条が算定根拠です。

■請求の趣旨・請求の原因
先述しましたが,法第133条2項では,訴状には「請求の趣旨及び原因」を記載しなければならないとしています。

■証拠方法
規則53条1項にて「訴状には、(中略)請求を理由づける事実を具体的に記載し、かつ、立証を要する事由ごとに、当該事実に関連する事実で重要なもの及び証拠を記載しなければならない。」としています。

■附属書類
規則2条1項3号にて「附属書類の表示」を記載しなければならないことになっています。

以上,簡単にではありましたが,訴状に書いてある項目は基本的にきちんと根拠条文があって,条文の内容はこんな感じということのご紹介でした。

日付や押印もきちんと根拠があって記載・対応しているわけなんですね。

最後に,上記で掲載した訴状の見本に法令条文のメモも入れた見本も作成してみましたので以下にてアップしています。
必要に応じてどうぞご参照ください。

根拠条文入り訴状見本↓
https://houkairou-mail-magazine.com/pdf/sojyoumihon_jyoubuniri.pdf

ちなみに,東京地裁が配布している訴状を提出する際のチェックリストを当メルマガバックナンバーでもご紹介していますので,ご存じなかった方は以下をご参照いただければと思います。

第59号【特集記事】訴状の受付窓口攻略アイディア集part1
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/201401article_4.html#1


(編集長)



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【バックナンバー】
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【第397号】
■私のお仕事紹介 ワードの差し込み機能で約100人に個別のメールを送ってみた/
■裁判手続きのIT化情報 法制審一巡目の議論が終了予定 来年2月には中間試案の見込み
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202011article_2.html

【第398号】
■登記申請書と添付書類の閲覧をしてみた/
■年末調整の申告書は国税庁のPDF書式に直接入力が便利
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202011article_3.html

【第399号】
■You Tube等動画を研修や調査で視聴する際に,高速再生して時間短縮をする/
■外回り情報 弁護士会館地下でも印紙や郵券が買えるって知ってました?
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202011article_4.html

これまで配信してきました全てのバックナンバーは以下からご覧いただけます!
週刊!法会労メールマガジン バックナンバーブログ
https://houkairou-merumaga.at.webry.info/



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【業務に役立つ書籍紹介】
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■法律事務職員のための実務情報誌「法律事務」

第47号「交通事故の実務」
~自賠責保険請求から損害額計算書ができるまで~

法律事務所には交通事故の加害者、被害者それぞれから様々な相談が寄せられます。
資料の取り寄せから損害額の算定まで、実務の流れをまとめました。注意すべきポイントもしっかりおさえた一冊になっています。
2020年8月発行
頒価1,200円(税込・送料別)
ご購入申込み及び詳細は以下の「法律事務」のページをご参照ください。
https://houzenren.com/houritujimu.html#47gou


第46号「相続実務」
~事務職員が関わる いろいろな相続手続き~

相続とはなんぞや?ということから、預貯金等の金融資産や不動産をはじめとする様々な財産の換価や名義変更まで。
多岐にわたる相続実務を、事務職員目線で注意すべきポイントを中心にまとめました。
弁護士の急な指示にも対応できる参考書式も盛りだくさん。
事務職員の皆さんの実務に役立つ一冊です。
2018年1月発行
頒価1,000円(税込・送料別)
ご購入申込み及び詳細は以下の「法律事務」のページをご参照ください。
https://houzenren.com/houritujimu.html#46gou



■「法律事務職員【基本】研修テキスト」

「法律事務職員基本研修テキスト」(上)(下)は、「日弁連法律事務職員能力認定制度研修」の参考図書として2014年に刊行され、多くの法律事務職員・弁護士の皆様にご活用いただいてきました。この度大幅な改訂を行い、第2版を発行いたしましたのでご案内申し上げます。

この間の実務の変更点や法改正、特に2019年7月から一部を残してほぼ全面的に施行された改正相続法、2020年春には施行が予定される改正民事執行法に対応し、実務的な変更事項や新たな制度を詳しく解説しています。

(上巻)
第1編 民事訴訟と事務職員の役割
第2編 民事執行総論・債権執行
第3編 民事保全・担保取消手続
第4編 債務整理・破産・個人再生
(下巻)
第5編 戸籍並びに登記簿の仕組みと見方
第6編 家事事件・人事訴訟
第7編 相続
第8編 刑事事件・少年事件
事務職員倫理

各2,500円+税→(割引)各2,250円+税
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf

なお、他の書籍につきましても価格や送料の変更がありますので、上記チラシの申込み書をご利用下さい。



■応用研修テキスト
応用1 訴訟以外の民事手続,裁判外手続
応用2 不動産競売,その他の民事執行
応用3 自己破産手続,個人再生手続
応用4 破産管財
応用5 成年後見
応用6 登記,供託,担保取消
応用7 民事訴訟の構造,弁護士倫理と事務職員倫理

実務に直結した普段の業務にも役立つ情報満載となっていてオススメです!
日弁連事務職員能力認定研修の【応用】研修のテキストとなっています。
発行者のご厚意でメルマガ読者割引をして頂いています!

【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf


■シリーズ 法律事務所職員のための
「家事事件申立ての実務」」
「法律事務職員のための訴額・管轄事例集」
メルマガ読者限定!割引あり!
各1,600円+税→(割引)各1,500円(税込)
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf



■今日から弁護士秘書~事務職員新人独習テキスト
法律事務員さんの日常業務のキホンのキをコンパクトな分量で解説しています。書籍版は200円で販売していますが,PDF版はなんと!無料で配布しています。
法律事務所用語集では「J庁」「赤い本・青い本」「Z折り」など初心者には「なんのこっちゃ?」な用語が集められています。
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/publication/book/secretary.html



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【事務員あるある】
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明治時代まで遡る大作の相続関係説明図を作成したら,同僚に見せたくなる

(まるまるもりもり)



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【外回り情報】
延期されていた東京地裁本庁民事部の一部が11月24日に移転
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先日,書面の受け取りで裁判所に行きました。
いつもの行き慣れた書記官室。
一応行き先を裁判所1階の所在案内板で確認します。
ちょっとビックリ,13階にあるものだと思っていた民事部44部が何故か3階にあるではないですか。

裁判所の案内板に3階って書いてあるんだから間違いないのですが,少々疑いつつ3階に向かいます。

そこにはなんと44部があるではないですか!って当たり前ですけどね。

そして44部には甲係と乙係が。
とりあえず手前の乙係に書面の受け取りであることを伝えたところ「甲係ですか?乙係ですか?」なんて聞いてきます。

いやいや,電話では書記官,44部としか言ってなかったし,甲係とか乙係とかよく分からないしと内心思いましたが表には出さず「すみません控えて来ないちゃってテヘッ」などと言って調べてもらいました。

もう全く!裁判所の都合で配置変えたんだから裁判所の方からしっかり分かるようにしておいてくださいよ!なんて思いましたが,当メルマガ3月20日に配信した記事でしっかり「統合後の31・37・44の各部は現在13階にありますが,その3箇部は3階に移転します」なんてことを私が書いているではありませんかテヘッ。

バックナンバーはこちら↓
第365号【外回り情報】
東京地方裁判所本庁 民事部の一部が統合
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202004article_1.html#2

どうやら当初,2020年6月1日にこの民事部の移転が予定されていたのですが,緊急事態宣言の関係で延期されていたようで,今般,11月24日に移転がされたようです。

また,29部・40部・46部・47部はそれぞれ13階に移転となったようです。情報提供くださったゆずみつさわーさん,ありがとうございます!

お知らせのチラシを以下に掲載します↓
https://houkairou-mail-magazine.com/pdf/201124minjibuiten.pdf

ということで,外回りの際には,民事部の場所を間違えないように気をつけましょう。
それと,統合された部は甲係・乙係に分かれている場合があるので,あらかじめ分かる範囲で確認してから出かけると多少の時間の節約になることでしょう。


(編集長)



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【法会労って?】
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法会労(正式名称:法律会計特許一般労働組合)は,法律事務所など士業の事務所で働く事務員・秘書などでつくられている労働組合です。

法律事務所等で働く方であればどなたでも,ひとりでも入れる労組(ユニオン)です!


法会労の詳細はホームページをご覧ください。労働相談も随時受け付けております!
法会労ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
オンライン相談申込フォームもあります↓
http://form1.fc2.com/form/?id=801887

法会労の紹介パンフレットはこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/panfuhoukairou.pdf
組合員の女性が集う女性部のブログもあります↓
https://houkairou-joseibu.at.webry.info/
組合員の若手が集う青年部のブログもあります↓
https://ameblo.jp/seinenbu-hkr/



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【ご意見・ご感想・ご質問は…編集部へ!】
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このメールマガジンへのご質問などは,以下のいずれかの方法で編集長に直接届きます。


■届いたメールマガジンに「返信」する
■編集部のメールアドレス:
houkairoumerumaga@gmail.com
にメールする

編集長のみが見て,お返事もしていますので,どうぞお気軽にご連絡ください!

今回の記事はいかがでしたか?
ご意見頂ければ幸いです!

メルマガに関すること以外の法会労についてなどもお気軽にお問い合わせ下さい!

ご連絡お待ちしています!



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【今週の雑学知識】
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コーヒー味のチューインガムを製造する場合,原則として,チューインガム全重量に対して,コーヒー生豆換算で1.5%以上のコーヒーを原材料として用いなければならない

(チューインガムの表示に関する公正競争規約第4条・同施行規則第3条1項(2))



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【編集後記】
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憶えておくべきことを語呂合わせで憶える方法がありますね。
例えば「泣くよウグイス平安京」で,794年に平安京に遷都した歴史を覚えるようなものです。

私も世界史で「寝る虎は丸くなる」とローマの五賢帝を憶えたりしました。
ネルウァ,トラヤヌス,ハドリアヌス,アントニヌス・ピウス,マルクス・アウレリウス・アントニヌスの五賢帝の頭文字「ネル,トラ,ハ,(ア),マルくなる」という語呂合わせですが,これまでの私の人生で出番が一度もなかったことが心残りだったので,ここで書きました。

それはさておき,当メルマガ配信400号記念ということもありますので,私たちの仕事で憶えておいたら便利かもしれない語呂合わせを考えましたので,ご紹介したいと思います。

こんな場面ですね。
保全事件は,急に入って大急ぎで手続きを進めなくてはならないちょっと焦るお仕事ですね。
そんなときに必要書類を取り忘れて1日ロス,なんてことは好ましいものではありません。

特に委任状です。保全事件に関しては,最低4種類は,依頼者と面談の際にもらっておくべきと言われます。

保全,供託,本訴,供託取戻しの4種類です。

そこで語呂合わせ,【放っとくフンドシ】
はいかがでしょうか?

ほ(保全)っ,とく(供託),フン(本訴),ドシ(取戻し)
です。

そこ!センスないとか言わない!

もっと面白いこと考えようとして思いつかず諦めたのです。

ということで,役に立ったり立たなかったりする当メルマガですが,今後ともお引き立てのほど,どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

本号も最後までお読みいただきありがとうございます\(^0^)/


(編集長)



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週刊 法律会計特許一般労働組合メールマガジン 編集部

お問い合わせ・配信停止などのご連絡は
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2-9-1
電話 03-3255-9280
メール houkairoumerumaga@gmail.com
ホームページhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
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