週刊 法会労メールマガジン
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毎週金曜日発行
2020年4月10日
【第368号】
法律事務所等で働くみなさんこんにちは!
法会労メールマガジンです。
新型コロナウイルス感染症について,4月7日に東京を含む7都府県で緊急事態宣言が出されましたね。
外出自粛が要請されていますが,みなさんの事務所ではどうしていますか?
緊急事態宣言での外出自粛につては「要請」に過ぎないと言っても,新型コロナウイルス感染拡大防止のためには外出をしないことが社会から求められている以上は,法律事務所でもきちんとした対応を取った方が良いことでしょう。
法会労では,現在,新型コロナウイルス対策や緊急事態宣言について,どのような対応や取り組みをしているのかアンケートを取っており,私も続々集まってくる回答を横目で見ています。
私の勝手な印象ですけど,多くの事務所で,勤務時間を短くしたり,事務員の半数ずつが交代で勤務したり,時差出勤の導入,裁判所への提出は郵送のみ,銀行には極力行かない,お客さんもできるだけ呼ばず来客時のお茶出しは無しに,といった対策や取り組みをしているようです。
緊急事態宣言を受けての休業や家族や自身が感染症に罹患した場合,子どもが学校に通えないので取る休み等,仕事が休みになる・休みを取る場合の賃金保障について揉めている事務所が散見されます。
願わくば休みは特別の有給休暇にする・賃金を100%保障するとして欲しいところです。
いずれ,もっと詳しい情報が法会労から出るか,当メルマガでお知らせしようと思っています。
(編集長)
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【今週の掲載記事】
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■お役立ち過去記事紹介
■お仕事体験記
不動産登記申請で完全電子申請にチャレンジしてみた 電子署名編
■研修会等企画のご案内
■業務に役立つ書籍紹介
■事務員あるある
■裁判所情報
緊急事態宣言を受けて東京地方裁判所等が期日指定を取消し
■法会労って?
■今週の雑学知識
■編集後記
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【お役立ち過去記事紹介】
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弁護士でなくとも訴訟代理人になれる場合を紹介しています。
第116号【特集】を御覧ください。
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/201503article_3.html
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【お仕事体験記】
不動産登記申請で完全電子申請にチャレンジしてみた 電子署名編
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先々週号から,不動産の登記申請(本人申請・不動産の登記名義人住所変更登記)を事務所にいながら完全電子で,一歩も外に出ず,パソコン一つで,郵便すら使わず申請しようとチャレンジしている経験談をご紹介しています。
バックナンバーはこちら↓
第366号【お仕事体験記】
不動産登記申請で完全電子申請にチャレンジしてみた 導入準備編
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202004article_2.html
第367号【お仕事体験記】
不動産登記申請で完全電子申請にチャレンジしてみた 申請書作成編
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202004article_3.html
今回は,電子署名の付与の場面ですが,非常に苦労されたようです。
行間に怒りがにじみ出ています。
(編集長)
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電子署名をするためには,以下の準備が必要となります。
■マインバーカード
電子署名を付与するためのデータが格納されているので,それをあらかじめ発行手続きをして利用するためのパスワードを設定しておきます。
■ICカードリーダーライター
2000円程度で家電量販店やアマゾンで買うことができます。
スマートフォン(NFC対応)とパソコンをBluetoothで接続して,スマートフォンをカードリーダーと利用する方法もありますが,アプリがクソ(失礼。怒り心頭でして)なので止めておきましょう。
どんな風にクソなのかを一応メモしておきたいと思います。
・Android端末でしか利用可能なアプリがない(iPhone版アプリではPC接続ができない)
・Android版アプリは非常に使いにくい
→マイナンバーカードを読み取れない,読み取ってもパスワードが合ってるのにはじかれる,パソコンと接続できない,パソコンと接続できてもパソコン側で署名できない等々
数々の難関が立ちはだかるので,時間があり余り過ぎて困っちゃうー☆という方以外はAndroid版アプリを使った接続はおススメしません。
果敢にも立ち向かった私はパスワードロック→市役所窓口で解除する必要ありという悲惨な目に遭いました。お金を出すのは癪でしたが,素直にICカードリーダーライターを買うのが正解です。
■パソコン用電子署名ソフト=JPKIソフトのインストール
公的個人認証ポータルサイトからパソコン用ソフトをダウンロード・インストールします。
https://www.jpki.go.jp/index.html
ちなみにこのソフトは基本的にはインストールだけしておけば良く,起動する必要はありません。自分のマイナンバーカードに入っている情報を見たいという稀有な方以外は放っておきましょう。
■申請用総合ソフトでの設定
すんげーめんどくせーと思わざるを得ないのですが,これをやらないと申請書への電子署名の項目が機能しませんので,頑張って乗り切りましょう。
申請用総合ソフトの「ツール」→「オプション」から「ICカード切替」の設定をします。
弁護士等,電子署名をそもそも使わない(QRコード付き書面申請しかしない)ような場合には設定不要です。
設定する場合には法務省作成のマニュアルを注意深く読んで設定しましょう。このマニュアル自体もいい加減にして欲しいクオリティですけど。
そしてここまで準備ができれば,いよいよ作成した申請書に電子署名を付与する場面です。
申請書を作成すると,画面上に作成済みの申請書が「未署名」であるとの表示がされている状態ですので,その申請書を選択して「署名付与」のアイコンをクリックします。
ICカードがパソコンとつながっており,マイナンバーカードがそこに差さっていれば,そのまま「ICカードで署名」をクリックします。
次に,マイナンバーカードの署名用のパスワードを入力します。
はい,以上。これだけで電子署名の付与は終わりです。電子署名の付与!とか何となくカッコ良さげなことを言ってきましたが,やることはこれだけです。
ちなみに,署名した後に申請書を作成し直そうとすると署名が外れてしまいます。編集後再度署名を付与する必要があります。
以上,長くなりましたので,今回は電子署名付与だけとして,次回は,その後のデータ送信や登録免許税の納付,そして,果たして登記完了証が無事受け取れたのか,結末をご紹介したいと思います。
(主無印)
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【バックナンバー】
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【第365号】
■法令改正情報 いよいよ改正民事執行法が2020年4月1日施行 第三者からの預貯金債権等情報の取得手続はどんな感じ?/
■外回り情報 東京地方裁判所本庁 民事部の一部が統合
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202004article_1.html
【第366号】
■お仕事体験記 不動産登記申請で完全電子申請にチャレンジしてみた 導入準備編/
■新型コロナウイルス感染症に関する労働問題の考え方を日本労働弁護団が解説
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202004article_2.html
【第367号】
■不動産登記申請で完全電子申請にチャレンジしてみた 申請書作成編/
■ゆうちょ銀行への弁護士会照会が有料化
https://houkairoumerumaga.seesaa.net/article/202004article_3.html
364号以前も含め全てのバックナンバーは以下からご覧いただけます。
週刊!法会労メールマガジン バックナンバーブログ
https://houkairou-merumaga.at.webry.info/
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【業務に役立つ書籍紹介】
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■「法律事務職員【基本】研修テキスト」
「法律事務職員基本研修テキスト」(上)(下)は、「日弁連法律事務職員能力認定制度研修」の参考図書として2014年に刊行され、多くの法律事務職員・弁護士の皆様にご活用いただいてきました。この度大幅な改訂を行い、第2版を発行いたしましたのでご案内申し上げます。
この間の実務の変更点や法改正、特に2019年7月から一部を残してほぼ全面的に施行された改正相続法、2020年春には施行が予定される改正民事執行法に対応し、実務的な変更事項や新たな制度を詳しく解説しています。
(上巻)
第1編 民事訴訟と事務職員の役割
第2編 民事執行総論・債権執行
第3編 民事保全・担保取消手続
第4編 債務整理・破産・個人再生
(下巻)
第5編 戸籍並びに登記簿の仕組みと見方
第6編 家事事件・人事訴訟
第7編 相続
第8編 刑事事件・少年事件
事務職員倫理
各2,500円+税→(割引)各2,250円+税
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf
なお、他の書籍につきましても価格や送料の変更がありますので、上記チラシの申込み書をご利用下さい。
■法律事務職員のための実務情報誌「法律事務」
「相続実務」
~事務職員が関わる いろいろな相続手続き~
相続とはなんぞや?ということから、預貯金等の金融資産や不動産をはじめとする様々な財産の換価や名義変更まで。
多岐にわたる相続実務を、事務職員目線で注意すべきポイントを中心にまとめました。
弁護士の急な指示にも対応できる参考書式も盛りだくさん。
事務職員の皆さんの実務に役立つ一冊です。
2018年1月発行
頒価1,000円(税込・送料別)
ご購入申込み及び詳細は以下の「法律事務」のページをご参照ください。
https://houzenren.com/houritujimu.html
■応用研修テキスト
応用1 訴訟以外の民事手続,裁判外手続
応用2 不動産競売,その他の民事執行
応用3 自己破産手続,個人再生手続
応用4 破産管財
応用5 成年後見
応用6 登記,供託,担保取消
応用7 民事訴訟の構造,弁護士倫理と事務職員倫理
実務に直結した普段の業務にも役立つ情報満載となっていてオススメです!
日弁連事務職員能力認定研修の【応用】研修のテキストとなっています。
発行者のご厚意でメルマガ読者割引をして頂いています!
【メルマガ読者限定割引チラシ】
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■シリーズ 法律事務所職員のための
「家事事件申立ての実務」」
「法律事務職員のための訴額・管轄事例集」
メルマガ読者限定!割引あり!
各1,600円+税→(割引)各1,500円(税込)
詳細と購入方法は以下URLからチラシをご確認ください(PDF文書)。
【メルマガ読者限定割引チラシ】
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/jalapsyosekizenkan_merumagayou.pdf
■今日から弁護士秘書~事務職員新人独習テキスト
法律事務員さんの日常業務のキホンのキをコンパクトな分量で解説しています。書籍版は200円で販売していますが,PDF版はなんと!無料で配布しています。
法律事務所用語集では「J庁」「赤い本・青い本」「Z折り」など初心者には「なんのこっちゃ?」な用語が集められています。
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/publication/book/secretary.html
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【事務員あるある】
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先生に「で?私のお昼休みはどこに行ってしまうのでしょうか?」と思うが聞けない
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【裁判所情報】
緊急事態宣言を受けて東京地方裁判所等が期日指定を取消し
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新型コロナウイルスの対策法(法律の名称自体は「新型インフルエンザ等対策特別措置法」)に基づく緊急事態宣言が4月8日に出され,東京都からは外出自粛要請等が出ているところですが,裁判所においても期日取消しといった対応がなされていますのでお知らせします。
東京地方裁判所(立川支部含む)と管内簡裁では,民事事件と行政事件のうち,緊急性のある事案(民事保全・DV事件・人身保護事件・民事執行事件及び倒産事件のうち特に緊急性あるもの)以外については,4月8日~5月6日までの間に実施される予定であった期日は取消しとしています。新たな期日は追って指定とされています。
事務所に出ている方は,裁判所から続々と期日取消しの電話が入っているのをお感じかと思います。
刑事事件については,同期間中に指定されていた裁判員裁判事件の裁判員選任手続期日や公判期日は変更となります。裁判員裁判以外についても一部期日が変更となるとのことです。
東京家裁でも,緊急性が高くない調停事件や審判事件の同期間中の期日が取消しとなっています。
なお,裁判所がする文書の受付業務は,持参・郵送・夜間・休日も含め従前どおり,行われています。
(編集長)
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【法会労って?】
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法会労(正式名称:法律会計特許一般労働組合)は,法律事務所など士業の事務所で働く事務員・秘書などでつくられている労働組合です。
法律事務所等で働く方であればどなたでも,ひとりでも入れる労組(ユニオン)です!
法会労の詳細はホームページをご覧ください。労働相談も随時受け付けております!
法会労ホームページ
http://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
オンライン相談申込フォームもあります↓
http://form1.fc2.com/form/?id=801887
法会労の紹介パンフレットはこちら↓
https://houkairou-mail-magazine.com/chirashi/panfuhoukairou.pdf
組合員の女性が集う女性部のブログもあります↓
https://houkairou-joseibu.at.webry.info/
組合員の若手が集う青年部のブログもあります↓
https://ameblo.jp/seinenbu-hkr/
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【ご意見・ご感想・ご質問は…編集部へ!】
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このメールマガジンへのご質問などは,以下のいずれかの方法で編集長に直接届きます。
■届いたメールマガジンに「返信」する
■編集部のメールアドレス:
houkairoumerumaga@gmail.com
にメールする
編集長のみが見て,お返事もしていますので,どうぞお気軽にご連絡ください!
今回の記事はいかがでしたか?
ご意見頂ければ幸いです!
メルマガに関すること以外の法会労についてなどもお気軽にお問い合わせ下さい!
ご連絡お待ちしています!
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【今週の雑学知識】
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歩行者は、車両等の直前又は直後で道路を横断してはならない
(道路交通法第13条1項前段)
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【編集後記】
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新型コロナの話ばかりですが,みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私としては,こんな状況ですので,仕事も忙しくないかな?と思いきや別な方面で毎日バタバタして落ち着かずにいます。
会議をWEBで開催するためにZoomの有償契約して使い方を覚えてみたり,事務所の電話をスマホで取るために格安SIMの契約して捨てようと思っていたスマホに挿してみたり,リモートデスクトップで外部から所内のパソコンにアクセスするための設定したり,Skype常時接続で所内を確認できるようにしたり,在宅勤務に備えての機器やサービス設定してみたり。
法律事務が思うように進まず,もーこんな仕事ばかりで!
こんなときにあれなんですが,正直,めちゃくちゃ楽しんでます。
Zoomなかなか良いですよ。
いやー世の中いろいろ便利な機器やサービスがあるもんですね。
本号も最後までお読みいただきありがとうございますm(_ _)m
(編集長)
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週刊 法律会計特許一般労働組合メールマガジン 編集部
お問い合わせ・配信停止などのご連絡は
〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2-9-1
電話 03-3255-9280
メール houkairoumerumaga@gmail.com
ホームページhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~houkairo/
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法律会計特許一般労働組合(略して法会労)メールマガジンは法律事務所等で働く事務職員の仲間に有用な情報をお届けすることを目的として2012年に創刊された週刊のメールマガジンです。
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法改正、手続や運用の変更の最新情報
民事訴訟・刑事訴訟手続解説
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